本日は、オンサイトが行った、
PRを目的としてクラウドファンディング機能させるノウハウを公開します!
■クラウドファンディングとは
クラウドファンディングとは不特定多数の人が、他の人々のプロジェクト或いは団体に資金提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語です。
海外ではKickstarterやIndiegogoなどのプラットフォームが有名で、中には数十億円単位で資金調達を成功させたプロジェクトも数多く存在します。
日本でも近年、数千万単位で資金調達が行われるプロジェクトが登場するなど、資金調達の方法として注目を浴びています。
■日本のクラウドファンディングプラットフォーム
現在日本には数多くのクラウドファンディングのサイトが存在しています。
その数多く存在するクラウドファンディングのプラットフォームの中から、自分の目的に沿ったものを選ぶ必要があります。
私たちはプラットフォームの集客力、決済手数料、資金配分方式、掲載プロジェクトのジャンルという4つの切り口からクラウドファンディングのプラットフォームを選定しました。
サイトへのアクセスを鑑み、下記3つのプラットフォームから選定を行いました。
プラットフォーム | サイトアクセス数(※1) | 手数料(※2) | 資金配分方式 | 掲載ジャンル |
Makuake | 1,416,615 | 20% | All-In /All-or-Nothing | プロダクト |
READY FOR | 1,299,471 | 17% | All-or-Nothing | クリエイター支援 |
CAMPFIRE | 694,190 | 5% | All-or-Nothing | 社会貢献 |
※2 決済手数料込み
1.プラットフォームの集客力
当然のことながら、アクセス数が多いプラットフォームは、それだけ多くの人に自分のプロジェクトが閲覧され、資金調達、PRの機会が増えます。また、そのプラットフォームが持つ、SNS上の拡散力(FacebookページのLike数、Twitterのフォロワー数)や他のメディアへの影響力も考慮する必要があります。
2.決済手数料
プロジェクトの成約金額から、実際にクラウドファンディングファンディングのプラットフォームへ支払われる手数料を指します。資金調達がメインの目的であれば、手数料は低ければ低いほど良いでしょう。
3.資金配分方式
プロジェクト資金の資金配分方式で、以下の2つに大別されます。
■All-or-Nothing 型:目標資金に1円でも届かない場合、支援者が出資した資金は全て返金される方式
■All-In型:目標資金に支援が届かない場合でも、支援者が出資した資金を得ることができる
4.掲載プロジェクトのジャンル
クラウドファンディングのプラットフォームに掲載されているジャンルです。
例えば、Ready For? 等は社会貢献色が強いプロジェクトが掲載されています。逆にCAMP FIRE等はクリエイターがプロジェクトを掲載している場合が多く、自分のプロジェクトがどのプラットフォームに合致するかを考える必要があります。今回私たちは、iPhone用外付けカメラ・レンズをクラウドファンディングでPRしたので、
ガジェット系のプロジェクトが多数掲載されているマクアケを選びました。
■プロジェクトの成功ポイント
それでは、ここから実際にオンサイトが支援したクラウドファンディングの事例とその成功要因を紹介します。
1.徹底した事前告知を実施、初日支援額を試算し、その3倍の目標金額で設定
クラウドファンディングではプロジェクトのスタートダッシュが非常に重要です。
一般的に、初日で目標支援金額の30%を集めることができるかが、
プロジェクトの成否を分けるポイントとなります。
なぜなら、初日に目標支援金額の30%が集まると、
・クラウドファンディングの運営側から、注目され、サイトのトップ等に掲載され露出が増える
↓
・プロジェクトより注目され、他のメディアなどに取り上げられる
↓
・資金が集まり、さらに注目を浴びるようになる
と上記のような、正のサイクルに入ることができます。
そのため、プロジェクトの事前告知を徹底的に実施しましょう。
オンサイトでは、支援企業のFBページ上、インスタグラム、自社ブログでの事前告知を行いました。
2. プロジェクトの中だるみを解消
プロジェクトの一般的な実施期間は45日から長いと90日にも及ぶ長期戦です。
スタートダッシュがうまくいき、プロジェクトが軌道に乗っても、
日が経つにつれ、他のプロジェクトが実施されるなど、どうしても注目度が低くなってきます。
そんなプロジェクトの盛り上がりの中だるみを、解消するためには以下の方法が効果的です。
・支援者のコメントやメッセージに対して継続的なレスポンス
・プロジェクトが上手くいっていることを継続的に告知→支援に踏み切れない人たちに対して安心感を醸成
3. プラットフォーム運営側へメディア掲載の継続的なアプローチ
クラウドファンディングの運営側は、他のメディアとのコネクションを持っている場合あります。
サンプル品を提供するなどして、他のメディアにプロジェクトを掲載してもらえるように、
積極的にプラットフォーム運営側にアプローチをしていきましょう。
■今回のクラウドファンディングの成果
現在、クラウドファンディングは継続していますが、現在のプロジェクトの成果としては、
下記のようになっています。
■プロジェクト終了30日を残して、目標金額の150%を調達
■某大手メーカーより、iPhone用外付けレンズの制作の依頼
■大手スマホアクセサリー販売会社より、取り扱いの依頼
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